読みやすいブログ(文章)を書くコツ
こんにちは。京都府宮津市でマンツーマンサロンを営んでおります市田智大と申します。
今回は文章の作り方について書こうと思います。
ブログを中心としたSNSを使った戦略の場合、お客様に対して
- 最後までしっかりと読んでもらう事
- 内容をしっかりと理解してもらう事
も大事になってきますよね。
なのでしっかり読んでもらうためにはまず読みやすい文章を書くという事はかなり重要になります。
ありがたい事に自分が書くブログについて「読みやすい」「分かりやすい」といった感想をよくいただきます。
この記事では自分が意識してる読みやすい文章を書くコツについて書かせていただきます。
読者第1号としてプレビューを客観的に読む
まず、自分の記事を作ったらプレビューで確認しますよね?(してない方は絶対して下さいね)
ここでできるだけ客観視して1読者として読んでみるという事。
多くの方がプレビューで「誤字脱字」はチェックするとは思います。
それは当然なのですが、僕はその他にもたくさんチェックしながらプレビューを確認しています。
実際に僕が意識してチェックしているポイントは、
- 誤字脱字
- 内容の伝わりやすさ
- 初見でも分かりやすいか
- 句読点の位置は正しいか
- 改行や空白は正しいか
- 太字や文字色の必要性
- 一人称や語尾の統一性
- 批判をしない
- 見出しを入れる
- 説明画像を入れる
といった辺りです。
ではこれらを更に細かく説明していきます。
誤字脱字のお直し
これは当たり前の事なので大きく解説は不要かと思いますが、長文を書いてたら誤字脱字は必ず発生すると思います。
しっかりとプレビューを読み込んで、誤字脱字を見つけてお直ししましょう。
内容は伝わりやすいか?
美容師目線で発信する場合、どうしてもお客様には分かりにくい単語や専門用語を使いがちになります。
美容師にとっては当たり前の言葉も、一般の方からしたら「分からない」というのは絶対にあります。
なので、それをいかに分かりやすく一般的な言葉で書くか、もしくは専門用語+丁寧な解説を追加して書くかが必要になります。
記事の対象、届けたい相手がお客様の場合は特にここは意識して書かないと、お客様に刺さることは難しいですし「よく分からんし離脱しよ」となりかねません。
届けたい相手を意識して、一般的な知識だけで分かる内容なのかチェックしましょう。
初見でも分かりやすいか?
頻繁にブログを更新してる方こそ注意が必要なのですが、「その記事を読んでる方=過去記事からずっと読んでくれてる方」とは絶対に言い切れません。
つまり「いつものように◯◯」とか「前にも書いたので省きますが」など過去の記事や自分の事を知ってくれてる前提で書くと説明不十分になりやすく、どこか内輪ネタに感じてしまう印象を与えます。
なので僕は必ず全ての記事で『この記事が初めて見ていただいてるブログ』だと思うようにして書いてます。
面倒かもしれませんが、そういった細かな気遣いがある事で信頼度や説得力はグッと高まると思います。
いつも見て下さっている方からは(同じこと説明してるわ)と思われるかもしれませんが、初めて読む方に向けて書いているつもりで分かりやすく書くのを意識するのが良いでしょう。
句読点の位置は正しいか
地味に読みやすさを左右するポイントとして句読点の位置もあると思います。
特に読点(、)は大事で、
- 読点(、)で多く区切り過ぎてないか
- 読点(、)変な位置で区切って意味が変わっていないか
この辺りを気にして書いています。
めちゃくちゃ些細なポイントになりますが、こういったところもしっかり意識する事で読みやすさは確実に上がりますね。
改行や空白は正しいか
長文を書いた場合、改行や空白を上手く使うのも読みやすさを上げるポイントになります。
何も工夫せずただツラツラと書き連ねると「パッと見で読みづらい」という印象を与えますよね。
適度な改行や、少し内容が変わるポイントで適度の空白を入れる事で視覚的な読みやすさを上げる事に繋がります。
↑このような空間ですね。
✔Point
ちなみにこの記事では段落(見出し)が変わるごとに空白を入れてます。
やり方としては、僕はhtml入力式でこのようなコードを使ってます↓
- <p style="margin-bottom:8em;">コピペしてお試し下さい。</p>
↑を使ったのが↓の文章なので、このコードを入れた後に空白ができ、数字を変えると空白の大きさも変更可能です。
コピペしてお試し下さい。
太字や文字色の必要性
文字の太さや文字色を変えることで、より伝えたい部分を強調する(←これ)ことができます。
それにより何の変化もない文字を連ねるより要点を伝えやすくなり、結果的に読みやすい文章になるとも言えます。
⚠注意
あまりに使い過ぎると逆にまとまりが悪くなり読みにくくなるので注意が必要です。
本当に目立たせたい部分のみの適度な使用を意識しましょう。
※ちなみに僕の使う太字の書き方はこれ↓
- <b>※ちなみに僕の使う太字の書き方はこれ↓</b>
※マーカーペンの書き方はこれです↓
- <strong style="background: linear-gradient(transparent 60%, #ffff99 60%);">※マーカーペンの書き方はこれです↓</strong>
注)ブログテーマによっては同じように反映されない場合もありますので、ご了承下さい。
一人称や語尾の統一性
一人称を「私」「僕」など決めたら、当たり前ですがその後全て統一するのが分かりやすいです。
あまりないとは思いますが「俺」とかはフランク過ぎるのは印象として良くないので控えるのが望ましいでしょう。
また、語尾も統一性を出しましょう。
話しかけるような書き方の場合、地方の方だと方言が出る可能性もありますが、僕はできる限り標準語に寄せて書くようにしてます。
どなたが見ても違和感なく読めて、内容もスッと入りやすいと思うからです。
もちろんあえて地域性を出して方言を全面に出すのもアリだとは思いますが、その時は「方言を統一する」という意識で書くのが良いでしょう。(それも大きなブランディングになる可能性はありますね)
ただし仕事内容に触れる記事の場合は特に丁寧な言葉使いを選ぶ方が良いです。
フランク過ぎると親近感は沸くと思われますが、説得力が落ちる可能性があります。
この辺りはその人のブログの個性にもなってくるので絶対ではありませんが、読みやすいに越したことはないですね。
他者を批判しない
これは書き方のテクニックというよりもマインド的な事になりますが、他者(特に同業者)を批判するような書き方は良いイメージを持ってもらえません。
むしろマイナスイメージに繋がる可能性が高いです。
例えばAシャンプーを推したい場合、
【BシャンプーよりAシャンプーの方が優れてます!】
と謳えば説得力は上がるかもしれませんが、Bシャンプーの立場はないし、Bシャンプーを気に入ってる方からしたら嫌なイメージしかありません。
これだったら、
【Aシャンプーは◯◯が優れてるので△△な方にオススメです!】
と謳う方がよほど気持ち良く、誰も損する事なく良さを伝えられます。
これは技術とかも一緒で、「他の美容師には出来ない◯◯」とか「別の美容室で失敗された△△」といった他者を批判して自分を持ち上げるような表現は、説得力があるように見えて実際は自らのイメージを落とす可能性が高いです。
他者を批判する表現は見ていて気持ち良いものではないですし「この人は他人を落として自分を上げるように見せる人なのか」と見えてしまい、そういう表現は実際に嫌悪感を抱いてしまうという声もよく聞きます。
比べたり批判する書き方は辞めて、オススメしたい技術や商品を高める事に専念しましょう。
見出しを入れる
まさに↑この部分となる段落ごとの見出し。
これが有るのと無いのとでは視認性と要点の伝えやすさがかなり変わります。
HTML方式の書き方だと大見出し(h1・タイトル)や中見出し(h2)・小見出し(h3)といった部分ですね。
「この段落には何を書いているか」というのを明確にして読者にとって読みやすく伝えやすいようにしましょう。
※もしHTML方式ではない、例えばアメブロなどの無料ブログでビジュアル入力で執筆される方の場合は、『太字』『文字の大きさ』『文字色』を変更する機能は必ず付いていると思うので、それを利用して自分で見出しっぽく作るというのを意識しても良いと思います。
説明画像を入れる
長文の記事の場合、やはり文字だらけのブログもやはり視覚的に読みづらい印象になります。
そこで先述にもある文字の装飾や見出しの設置なども必要になりますが、それに加えて画像を入れるのも読みやすさに繋がります。
特に、文字だけでは説明しづらい時なんかは画像を使って補足解説するというのもポイントになります。
僕は縮毛矯正をストレートエステという名前で推しているのですが、そのブログを書く際に必ず施術のイメージを画像で伝えるようにしてます。
その実際の使用例がこういう画像です↓
これにより「現状は根元にクセが伸びてきて、中間は前回のストレートエステ毛、毛先は以前の縮毛矯正毛です。これを根元だけ縮毛矯正を施術し毛先は保護に努めます」という説明を分かりやすく補足しています。
✔Point
今後【ブログに使えるオススメのアプリ傑作選】という記事も執筆予定です。
こちらも投稿した際にはぜひ読んでみてください。
まとめ
僕なりの読みやすいブログのコツは、とりあえずたくさん見直して、まず自分自身が読みやすいかを確認するという事。
その中でのテクニックとして確認事項をまとめると、
- 誤字脱字が無いか?
- 内容は専門的な事もキチンと解説して分かりやすいか?
- 初めて見にきた方にも分かりやすいか?
- 句読点の位置で読みにくくなってないか?
- 改行や空白を適切に入れてあるか?
- 太字や文字色を変えて要点が分かりやすいか?
- 一人称や語尾の統一性はあるか?
- 他者の批判をしない
- 見出しを入れて段落をまとめる
- 文章の補足説明のため画像を入れる
これらを意識して執筆し、プレビューでチェック→書き直す→プレビューでチェック→書き直すを繰り返して読みやすくなった記事を投稿しましょう。
(実際この記事も数十回その繰り返しをしてから投稿してます)
もちろん、投稿してから後々リライト(書き直し)するのも大事ですし、その時「完璧」と思ったとしても数ヶ月後、数年後その記事を見直したらきっと「もっと上手く書ける」と思うはずです。
ブログなどのツールは投稿しても書き直す事ができるというのも大きなメリットなので、これから書く記事、また既に投稿されてる記事も定期的にリライトをして、より読みやすい記事になるように質を高めていきましょう。
そうすればきっと内容も読者に刺さりやすくなるはずです。
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上記記事もぜひご参考下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。

京都市内のサロン勤務を経て、100km離れた人口1.8万人の超田舎(京都府宮津市)にて顧客0スタートでマンツーマンサロンを開業。
初年度から黒字スタートに成功し、毎年最高売上を更新中。
毎日投稿を欠かさず顧客様から愛される媒体にもなったブログで集客に成功し、担当するお客様は年間1500名を超える。
理容師免許・美容師免許両方を取得し、双方の技術と知識を生かせるダブルライセンスホルダー。
特に女性への『縮毛矯正』男性への『顔そり』を得意としている。