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2014.10.03 Fri
『ヘアカタよりも40代に刺さるスタイル提案』
広島で美容室特化型の営業サポートをしております。石原かおりです。
『繰り返し行きたいと思う美容室の条件』が集められたデータで

“期待以上のスタイルになった”

という項目がありました。
「思い通り」は満足。感動レベルが期待以上、ということでしょうか。
期待以上になるために客側も必死です(笑)。

“なりたいスタイル”を言語化するのって難しい。。

当たり前ですが、お客様は専門家ではないので、細かな技術のことなんてわかりません。
ですので、なんでも叶うと思ってしまう節があります。

「ここの髪が伸びないと理想通りにはならないよ」

と説明されてようやく「そうか!」と思うこともしばしば。

そんな曖昧なイメージやニュアンスを“見える化”し、お客様と共有するツールとしてヘアカタが登場します。
ところが、「こんな感じ!」とすぐにはなりにくくなってきた大人世代。
なんででしょ?

高校生の頃はヘアカタを見ながら、
「こんな髪型にしたい!」
と友達同士で盛り上がったりするなど、憧れ満載だったヘアカタ……。

大人になると、憧れよりも“現実重視”になってきている気がします。「こうなりたい」よりも「こうはなりたくない」の比重が高くなってきたように思います。
40代向けのヘアカタを見ても……、

「いや、こんなおばさんみたいじゃなくて」
(実際キレイなモデルさんだし、そんなおばさんでもないが、大人向けというタイトルとなんとなく若い子ではないという雰囲気を察するとそういう先入観で見ているのかも)
と思うし……、

かといって、若いモデルさんが出ているヘアカタを見ると、

「イヤイヤ、この子若くてかわいいから似合ってるんだわ」

とか思って、思わずモデルの顔を隠して、なんなら薄目になって自分の顔をあてはめてみてイメージしようとする。でも……、うまいこと指で隠してもイメージできないんですよね。

「あー!顔が邪魔!」

って思うんです。

当たり前ですが、若い子よりも美容室に通ってきた歴史は長いわけで、今まで美容師さんに教えてもらった知識や失敗、成功体験、似合う、似合わない、好き、嫌いなどが積み重なってきている分、より“オーダーメイド”な提案を求めているような気がします。

女性脳は曖昧な感覚や共感を重んじると言われています。
そこに今までの体験や知識といった現実がたくさん加わっている状態。
「こうなるとイヤだった」(過去の経験)に捉われ続ければ、マンネリスタイルになることもよくわかっている。
だからこそ、思い切ったスタイルチェンジの提案で新たな、気に入った体験をさせてくれたスタイリストさんの言いなりになる素直さも持っているのです。
だって、ほんとはどうしたらいいかわかならいから、プロに任せたい。

自分の顔に、イメージに合うかどうか、そうしたらどうなるか、を想像しやすいようなカウンセリング。
目で見れなくても「想像の視力」をグンと上げてもらえるところにワクワクが発生するのだと思います。