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2014.06.05 Thu
『昨今のGoogleのルール変更に伴い美容サロンのWEB集客に追い風が吹いている件』
 初めまして。(株)クロスフィードの安東と申します。
 まずは軽く自己紹介を。私は、大規模店から小規模店まで美容サロンやスタッフさんに「WEB予約システム」の提供をしています。日々、WEB予約数という“数字”とにらめっこしながら、情報の提供やアドバイスをさせて頂いてます。最終的に「集客」という目的を達成することが我々の目標です。
『Bireki Magazine』でも実例、実数を交えて、皆さんの役に立つような情報やノウハウを提供したいと考えています。
以後、よろしくお願いします。

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 さて、私のコラムの大きなテーマとしては「WEB集客」とそれに関わる最新のトピックについて触れていきつつ、「WEB集客」に必要な手法、方法論についてまとめたものをご紹介していきますね。

 昨今、スマホの急速な浸透とともに、「ググる」という言葉が消費者にかなり浸透してきました(特に美容サロンのアクセスの60-70%はスマホ経由です)。皆さんも何かを調べたり、悩みごとの解決方法を探すとき、手元のスマホから検索窓に入力して調べることを日常的に行っていますよね? やはり一般ユーザーも、お店選びの時もまずは検索をしますから、WEB集客のためにもっとも効果的なのは検索エンジンからたどり着いてもらうことになります。

「検索エンジン対策(SEO)って、結構、お金がかかるんだよね?」

と思っている方は多くないでしょうか? でもこれ、大きな誤解です。確かに今までは専門業者にお金を払うことで検索結果の上位に表示させることができました。しかしそれは過去のものになりつつあります。

なぜか?

 2013年8月、Googleは検索アルゴリズムの大幅な変更を行いました。これは『ハミングバード』というコードネームで呼ばれています。この変更はこれまでの集大成のようなもので、Googleは以前から(2012年中盤辺りから)検索結果について抜本的な改革を何度か行ってきており、今までのSEO手法では通用しなくなってきていました。

この変更は、美容サロンのような小規模事業者にとって、強い追い風なのです。そもそも「検索結果に、より良質な内容を表示させること」がGoogleの事業目的です。専門業者にお金を払っただけで内容の薄いページが検索結果の上位に表示される状況は好ましくないわけですね。

以前と今の良質なページを比較してみましょう。

<これまで良質だと判断されていたページ>
他のWEBページからたくさんのリンクを貼られているページ
(「他のWEBサイトから数多く紹介されているのは、内容が有益だから」と見なされていました)

<これから良質と判断されるページ>
ページの内容が他では書かれていないような「オリジナリティに富んだもので、かつ内容が充実している」ページ

となると言われています。

 勘の良い方はお気づきになられたと思います。SEO専門業者のビジネスの仕組みは、彼らが多数のWEBサイトを買い集めて、自社保有しています。そこから契約先WEBサイトにリンクを貼ってあげることで一時的に検索順位を上げることを狙っているのです。

しかし、これからは「お金で検索結果の上位表示を買う」ことはしにくくなってます。本当に良いコンテンツ(情報内容)をコツコツと発信していくことが、アクセスを集めるもっとも効果的な方法になってきているのです。これはお金では買えないものです。
つまり、どの地域であれ、誰でも日々の積み重ねでできることなのです。


美容業界で言うと、例えば……


本当にお客様の役に立つ良い情報を発信しているか。
(『朝5分でできるアレンジテク』、『簡単!自宅のコテで巻き髪づくり』など)

お悩み解決に繋がる内容であるか。
(『ダメージレスの縮毛矯正』『ハネを抑えるヘアケア』など)

お客様の参考になるヘアカタログ、ネイルカタログであるか。
(『小顔に見えるショート』『似合わせヘア特集』など)


 このような情報を発信しているところは漏れなくWEB集客に成功しているといって良いでしょう。広告やクーポンサイトへの広告出稿から卒業したサロンも出始めています。

 大きな変わり目がゆえに強い追い風とチャンスが皆に訪れているのがまさに「今」なのです。
 成果をあげるために、Googleの検索エンジンの仕組みを理解することはとても重要です(YahooもGoogleのエンジンを使っているのでGoogleはこの分野でほぼ独占的なシェアを持っています)。
様々な情報を色々な人が書いていますので、自分で調べて、ある程度のキモな部分は押さえておいて損はありません。(ただ、その書かれた内容が「Googleの発表した公式情報」を元にしているか、見極めは必要です)。あるいは信頼できるパートナーから日々新しい情報を得られるようにしておくことですね。

 冒頭で我々は日々「WEB予約数≒WEB集客数」という数字と向き合っていると申し上げました。WEB集客に成功しているサロンには共通点があり、一定の法則があります。
実際に成果をあげられているサロンを元に私が考えるWEB集客に必要な条件と手法を以下の4つにまとめてみました。


【自社WEB集客の法則】

(1)WordpressのようなCMS(コンテンツマネジメントシステム)をベースに、自分たちで編集できる(つまり自分たちで有益な情報を発信し続けられる)WEBサイトにする
・ヘア(ネイル)カタログページやブログページが1ページとして生成されていくかどうか。
(画像一覧ページのみ、あるいは画像選択したとき画像拡大表示されるものはNG)
・ページのタイトルを付けているかどうか。
・外部のブログサイト(アメブロなど)ではなく自社サイト(同じドメイン内)でブログを更新しているかどうか。
・WEB集客の公式 【WEB集客力=情報発信数×質】

(2)良質なWEB制作会社の選定(上記の大前提にあたりますが)
・価格で決めるのではなく内容で決める(「一流は性能で選ぶ、二流は価格で選ぶ」)
・WEB制作会社とホームページ販売会社の違いと内部事情、裏話
・的確に会社を見分ける方法(ツボをつく質問はこれ!/代表者の略歴、会社沿革を見るなど)

(3)自社WEBへアクセスを集めるための正しい誘導手法を実践する
・ソーシャルメディアの正しい活用方法
(ソーシャルに「逃がす」のではなく、ソーシャルから自社ページに「集めてくる」)
・タイトルと内容を工夫する。
(Googleという「海」で「釣り」をするイメージ)
・コンテンツ(記事、ヘアカタなど)数を増やす。
(まず、1,000記事を目指そう!)

(4)来店誘導できるWEBページを構成、構築する
・分析ができないと始まらない(Google Analyticsの活用方法)
・お客様はどういう経路で訪れて、どのページを見て来店されるか?逆算して考える
・スタッフページの充実(どんな人?何が得意?)
・メニュー(クーポン)ページはもっとも重要な来店誘導ページ

いかがでしたでしょうか。
次回以降は最新のWEBやIT分野のトピックスにも触れながら、この内容について、もっと詳しくご説明していきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。