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2013.11.14 Thu
お客様に支持されるヘアカタログの“撮り方”講座 後編


硬い光と柔らかい光を使い分けよう!


光を変えれば作品の世界観も変わる

光が柔らかいと、発色は鈍くなるが顔に陰影ができないので、ふんわりとかわいい印象に仕上がる。一方、硬い光の場合、影の部分の色は潰れてしまうが、その分コントラストがはっきりするため、一般的にはクールな雰囲気をつくる際に適している。光だけでも、作品のイメージをガラリと変えられるので、使い分けを覚えておくとスタイルづくりの幅も広がる。

直接光を当てないように、ストロボに幕(半透明のビニールシートやゴミ袋、トレーシングペーパーでも代用できる)を被せてコントロール。レフ板で光を散らせば、より柔らかい雰囲気が出る。
陰影がはっきり出るので、髪や肌のツヤ感をしっかり表現できる。また、アングルの変化で微妙な雰囲気の違いが楽しめる。

背景と衣装で作品イメージを変える!

柄と柄の掛け合わせもイメージ次第では効果的!

ヘアスタイルを見せるためには大げさに感じる柄物の衣装も、そのスタイルの世界観を表現するためには効果的な場合がある。もちろん、白い背景と柄の組み合わせや、淡い色の背景にシンプルな衣装を合わせる方法が定番なのは間違いない。しかし、コンセプチュアルにつくり込むことで、より世界観が強調され、作品にオリジナリティが生まれるという点では、柄の掛け合わせも面白い。撮影に慣れたらぜひチャレンジしてほしいスタイリングだ。


シンプルな衣装は人物が際立ち、よりしっかりとスタイルを見せることができる。
かわいらしい世界観がより強調される。
※シンプルな衣装でも、背景が原色に近いビビッドな色の場合は“写り込み”に気をつけよう。ヘアや衣装に背景の色が干渉してしまう恐れがある。また、色が反射しやすい質感かどうかも要注意。

作品撮りに重要なのはテクニックだけじゃありません。
モデルさんとのコミュニケーションもスタイルづくりのひとつです。
モデルさんのかわいい表情を引き出せるよう、笑顔で楽しみながら撮影してください。

コンテンツ提供:きくや美粧堂