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 有料 2014.11.04 Tue
『過去30年を振返り、今後、10年を予測する。①』
みなさん、こんにちは。
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部 石渡です。


今、働き方って大きく変わってきているわけです。それには時代背景ってものはどうしても欠かせない要素であって、また自分自身も時代の流れに大きく影響を受けてきたと思います。今後の10年を見通すにあたって、これまでの30年を見返すのは大切なアプローチだと思うわけです。なぜなら、時代の進化のスピードは加速度的に早くなってきていて、30年を見直すくらいの時間軸であれば、今後の10年、いやもしかしたら5年すら見通せないかもしれません。そこで、まずはここ30年を振り返るところから始めて見たいと思います。

---この30年で何が変わってきたのか---

〜1985年〜
今から30年前の1985年、私は小学生でした。この年、つくば万博が開催され、私も会場に足を運んで、とても大きなイベントに感動したのを今でも憶えています。
この85年という年は、とても大きな出来事がたくさん起こりました。

●ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任
●日本電信電話(→現NTT)と日本専売公社(→現JT)が民営化
●男女雇用機会均等法成立

●4月17日阪神甲子園球場にて「バース・掛布・岡田」のバックスクリーン3連発
●阪神タイガース日本一
●『夕やけにゃんにゃん』放送開始
●『ニュースステーション』放送開始
●『8時だョ!全員集合』放送終了
●NTT「ショルダーフォン」発売

●8月12日に日本航空123便が御巣鷹の尾根に墜落

結果的にソビエト連邦が崩壊への第一歩となったゴルバチョフ書記長の就任により、グラスノスチやペレストロイカという「改革・開放路線」が進み、民主主義国家アメリカの唯一対抗軸だった巨大な社会主義国家ソビエト連邦は大きく動き始めました。また衝撃的だったのは私の誕生日の翌日に発生した、「日航機墜落事故」です。また『夕やけにゃんにゃん』という、とても斬新でこれまで見たこともない素人番組に興奮し、生活の一部だった『全員集合』が終了しました。旧体制と新体制の交代というものを肌で感じた出来事でした。

当時の大人の働き方はよく憶えてませんが、自営業をしていた父はとても忙しそうで、今、思い出せば景気がよかったんだなぁ、と思わされます。また各種民営化が進んだ時代であって、公務員から一般会社員になる人が増えて、日本経済が大きく市場経済主義に動き始めた時代と言えるのかもしれません。まだまだ日本的会社組織の時代で、会社員という年功序列主義が時代の、意識の中心にあったのかもしれません。

また経済では、1985年のプラザ合意に端を発して、86年から日本ではバブル経済が膨張していきます。1万円札を振ってもタクシーが止まらず、日本人が世界を買い占めるなんて言われた時代でした。いつまでも経済後進国であった日本が世界の中心にいるような錯覚に陥った、そんな時代だったのかもしれません。成金的な儲け方をする会社や人が増えて、熱に踊らされている、しかしその後の時代の動きに影響する非実体経済の仕組みに飲まれていった時代なのかもしれません。

〜1995年〜
今から20年前の1995年。私がちょうどライター・編集者の仕事をめざしはじめたころです。オリックスの野茂英雄が大リーグに挑戦した年でもあります。この年は悲劇から幕を開けます。1月、阪神・淡路大震災が発生、その後、地下鉄サリン事件が起こり、一連のオウム事件が連発します。『出没!アド街ック天国』放送開始、村山内閣発足、Windows95日本発売などなど。

92年ごろまで続いたバブル景気が崩壊。その余波が色濃く残る90年代。阪神大震災やオウム関連事件など、日本はとても不安定な時期を迎えました。それが95年です。経済では、急減期な円高で金融機関の破綻が相次ぎます。経済的にも暗澹たる、明日が見えない時期が続きました。

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