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2014.10.17 Fri
『サロンが落ちる、トータルビューティの落とし穴。』
みなさん、こんにちは。
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部 石渡です。

美容室経営者の人たちと集まったときや会合、セミナーなどを聞いていて違和感を感じることがあります。
それは、例えばネイル、例えばアイラッシュ、例えばエステをヘアサロンと同時に行うときに、……これを”トータルビューティ”と呼ぶのでしょうが……、ヘアサロンの売上を補完するというポジションに設定する人が多いということです。ヘアサロンを中心として、その派生系としてのビューティという立ち位置にしてしまう。そんなサロンが多いのではないでしょうか。

根っこにビューティサロンという理念があるとするならば、ヘアとネイルとアイラッシュなどのビューティは同列に扱い、それぞれを独立した事業と考えないといけないと思ってしまうのです。そうでないから、なかなか上手くいかないし、本腰を入れるまでいかないのではないでしょうか。

そんな別事業と考えるには人数が少ないよ。

そういう声が聞こえてきますが、それは間違いではないのかな、と思ってしまうのです。別事業と考えることによって、その独立した採算をどのスパンで考えていくのか、そういう事業計画にまで落とし込むことができる。美容師からネイルやアイラッシュに対して文句が出ても、別事業であるから、連携をどうするかという思考軸で考えることができる。

つまりそれぞれの事業を尊重すること、そしてそれぞれで効果があったことなどを共有し合うこと。これが大事なのではないかと感じています。美容師が偉くて、ネイリストが偉くない。美容師の邪魔をするな、なんて考え方では美容企業としての成長は見込めないと感じる今日この頃。

もちろんヘアしかしない、という考えも、企業としてひとつの選択です。しかし、そこに空いている空間があるからアイラッシュを始める、なんて考え方は必ず辛い目に遭うことは目に見えています。多くの経営者から、その手の相談を受けるのですが、みなさんにこのようにお話をしているところです。

みなさんのサロンはどうですか?

私が知っている、トータルビューティで成功しているサロンは、それぞれの事業が独立しているところばかりです。そのための環境整備や組織編成、そして従業員の意識を持たせるのが経営者のお仕事なのではないでしょうか。


株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部
BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣