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2014.10.02 Thu
『EXILEとAKB48を祭り的に比較するとこうなった。』
みなさん、こんにちは。
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部 石渡です。
今日は、昨日の続きで、またEXILEのお話を……。
あれ? しつこいですか?(笑)
いやぁ……。
昨日も書きましたが、15年くらい前から知っているので、
本当は……とっても好きなのです(笑)。
ということで、今日も偏ったコラムを書きます(汗)。



昨日のコラムではEXILEという技術者集団が、
いかにして巨大な技術者組織になっていったか。
そういうお話をさせて頂きました。

今日は集団の成長についてのお話。

日本にはアーティストグループがいくつかあります。
そのなかでも、今、もっとも巨大なグループと言えば、
もちろんAKB48でしょう。
もはや何人いるのか、私にはわかりません(笑)。

それではEXILEとAKB48を“集団の性質”という側面から分析してみます。

昨日のコラムでも書いた通り、EXILEは家族的な集団です。
特に先日のEXILE TRIBEのライブを見ていると、
ファン(お客さん)も同じ家族としての集団と認識できます。

一方、AKB48はクラスのマドンナを支える支援団体。
支援団体同士が競い合うことで、マドンナはさらなる高みへ登る。仲間というよりも、国会議員を応援する後援会とでも言えるでしょうか。

ライブを見ていて特に感じたのは、そのノリの違い。

EXILEのライブを私は
「文化祭」
だと感じました。

各学年、各クラスのヒーロー的学生がステージに立ち、
それをクラスメイトや後輩たちが応援する。
「同じ学校」って雰囲気の、共通したノリがあるのです。
そしてステージ(出し物)に対する応援の姿勢も同級生を見るような暖かい目差し。
仲間が出演する演劇の舞台を、みんなで楽しんでいるような。

一方、AKB48のライブは、
「体育祭」
のよう。

クラスや学年、紅白や青・黄・緑など、小チームごとに分かれて競い合います。クラスのリーダーが出るリレーや短距離走を各チームが応援するその1勝がチーム全体の勝敗に関わる。
とても真剣に、勝ち負けにこだわる。
それはそれで、とても楽しんでいる。

EXILEとAKB48の違いって、
こんな感じなんじゃないか、って思ったのです。

そして……、
私が知っている多くの美容室は、
AKB48のようだなぁ、って思うのです。

競い合い、数値的にさらなる高みを目指すことで集団が維持されている。だからセンターが卒業、独立するとそのチームの人気は陰る。
そのために新しいスターを作り上げようとする。
様々な方法をもって人気(売上)の維持、向上をしようとする。
その方法は次々と新しい戦術が出ては消えていく……。

そしてちょっと疲れてしまう、消耗戦。

AKB48の場合は、その消耗戦すら美しい戦いであり、その姿を見てファンはさらなる共感を得る。だからこそ、観客の心は満たされるわけですが、美容室は、なかなかそういうわけにはいかない。

昨日、書かせて頂いた技術者組織を創り上げることができたとして、戦い方が「体育祭」方式のままでは、結局、AKB48スタイルになってしまいます。戦い方と組織の作られ方は不可分な方程式だと思うのです。

私はEXILE的な美容室経営をするなら、
表現戦略も、「文化祭」的なスタンスにこだわるべき、と考えます。
これこそ技術者たちを輝かせる方法なのだ、と思うのです。


株式会社パイプドビッツ
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣