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2014.10.01 Wed
『EXILEに見る美容室経営の成功理論。』
みなさん、こんにちは。
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部 石渡です。
いよいよ10月ですね。
とても過ごしやすい季節。
今月も頑張っていきましょ!

先日、EXILE TRIBEのライブにお邪魔しました。
これを見ていて、感じたことを。

『EXILEに見る美容室経営の成功理論。』

EXILE TRIBEとは、EXILEを中心として、
SECOND、3代目J SOUL BROTHERS、E-girlsなど、
EXILEと同じ事務所のメンバーたちが集まった、
EXILE一族のことを指します。
(TRIBEとは部族、…族を意味します)

今回のライブは一族のなかでも若手のメンバーにスポットを当てた構成でした。
EXILEのヴォーカリストATSUSHIさんが参加せず、ほかのグループの若いヴォーカルが代わりに歌い、
パフォーマンスも、若いメンバーを中心として、EXILEの中心メンバー(MATSUさんやUSAさんなど)は、盛り上げ役に徹するなど、EXILEグループの新機軸を示したものでした。


このEXILE一族のライブを見ていて、まっさきに気づくのは「団結力」。

EXILEはファンクラブを”ファミリー”と呼ぶように、
EXILEとほかのグループ、そしてファンを含めて、
「ひとつの家族」として捉えているのです。

だから、彼らのライブは恐ろしいほどの団結感があります。
ある意味、EXILEのテイストに合わない人は相手にしていない。
しかし遊びに来てくれる人はウェルカム。
そんな雰囲気があります。

だからこそ、ファンは自分のお気に入りだけでなく、ほかのグループのメンバーも応援しているし、楽曲も歌えるし、踊れるようになっている。

例えば、EXILEのファンであっても、その後輩グループも応援したくなる……。
それは自分のお兄ちゃんの後輩を応援してしまう空気感に近いのかもしれません。

そして先輩グループが積極的に後輩グループを応援する。

今回のライブで言えば、後輩のステージに先輩が突然参加して盛り上げる。
華を添える。
会場は盛り上がる。
グループを超えてファンが広がる。

ファンが広がると言いましたが、
EXILE TRIBEの興味深いところは、
”ファンを限定させている”
ということだと思うのです。

ここで言う「広がる」とは、
新しいファン層を獲得するのではなく、
EXILEファミリーのなかでファンを広げていくということ。
共有するということですね。
だからこそ、EXILEファミリーに対する愛情が濃厚になっていく。

もともとEXILEのファンだったけど、
後輩グループのライブにも行くし、CDも買うし、グッズも買ってしまう。
この濃厚なファン化がEXILEの特徴的な傾向だと思うのです。

5万人を超える人たちの前でパフォーマンスをするのは、並大抵なことではありません。しかし、EXILE TRIBEの各グループたちはそれを成し遂げる。
これは先輩たちが、どんどんと引き上げていき、サポートして、ステージを与えてきたからこそ、大舞台に対応できるアーティストになってきたのだと思います。
その反面、引き上げられる若手も、相当の練習を積んできている。
この積み重ねが、ある意味、技術の連鎖が個性の集まりであるアーティスト集団を大きな組織として動かしている原動力なのだと思います。

今年13年目を迎えるEXILE。
私はEXILEになる前に2年ほど一緒に仕事をしてきました。
その頃のメンバーは、ダンスの先生のバイトを掛け持ちしながら活動していました。
EXILEになってからも、数年間は、メンバーの独立や後輩グループの離脱とか解散などがあったように思います。
しかし今、EXILEから独立するメンバーはいませんし、後輩グループも着実に成長している。
過去の経験を生かして、いかに個が活躍できる場を与えるか、いかに若いチームを引き上げるか、にスポットを当てた組織運営がなされているのだと思うのです。

社長であるHIROさんは、ゴリゴリのアーティスト。技術者です。
そしてすべてのメンバーは、相当に個性が光る、キャラだちしたアーティスト(技術者)です。
この技術者集団が、団結し、運営力のある組織になることの難しさは、美容師さんも共感できることろではないでしょうか。

あるときのセミナーで話したのですが、
スタッフの個性を生かした技術者サロンになりたいのであれば、EXILEを参考にすべし!と。

今のEXILEスタイルの礎を作るのに、5年。
大きくヒットするのに3年。
大きな組織にするのに5年。
そんなスパンで今の”株式会社EXILE”ができてきたように思います。
(ちなみに正式な会社名は株式会社LDHですが)


あぁ、、もっともっと書きたいのですが、
ここでは足りないので、また次回に。



株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣