知識人と美容師を繋ぐソーシャルウェブマガジン

美歴マガジン記事一覧 » 『店販恐怖症の原因は……。』
2014.09.15 Mon
『店販恐怖症の原因は……。』
みなさん、こんにちは。
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部 石渡です。
祝日もお疲れさまです。
美容室さんは、忙しい一日ですね
がんばってください!



『店販恐怖症の原因は……。』

美容室業界の課題のひとつとして、
店販率を向上させる
ってことがよく言われますよね。

ま、確かに技術売上以外の収益として、
美容室企業としてはとても大切な要素。

この数字を高めるか、不要とするかは、
各社の理念やビジネス戦略の差異ですので、
商品を販売するのが、良い、悪いって議論をするのは
不毛だと思っています。

とはいえ、
施術以外で安定した収益があるのは、
悪い話ではないと思います。

しかし、
多くの美容師さんは店販が弱い、
なんて言われますよねぇ。

私がフリーライターだったとき、
担当の編集者や広告担当者から、
「石渡さん、今回はこれしか予算がなくて……」
なんて言われて、安い額を提示されると、

ま、仕方ないか、、、、

なんて思って受けてしまうことが多かったものです。
しかし、編集プロダクションをやっているとき、
クライアントから、例えばデザイン費を下げられないか
そんな相談を受けたときは、きっぱりと断れました。

それは他人(デザイナー)の売上であると同時に、
自分がセレクトして、仕事をしたい!って思った、
そのデザイナーさんの価値を安くして欲しくなかったから。
(あとはデザイナーさんに言い難いから!笑)

それだけの価値をそのデザイナーさんに感じて、
色々な仕事を通して実感してきたから、
値段を下げることだけはしたくなかった。
(あ、ほかで無理をお願いしているから、、、結果同じ??)

その代わり、
そのデザイナーさんを大手企業やブランドにはいっぱい紹介しました。
このデザイナーさんは素敵ですから、ぜひお仕事ご一緒してみてください!
って。

超劇的に強引な繋ぎ込みをしますと、
店販も同じなんじゃないか、と。

メーカーさんやディーラーさんから、
「売り方」
は教わっても、その商品の良さを実感できているのか?
実感できていれば、好きな人(お客さん)に紹介するのは、
とてもいいことなのではないか。
って思うのです。

美容師さんって、お客さんに商品を試してもらうことは得意だと思うのです。
スタイリング剤ならフィニッシュをすることが、もうお試しですよね。
商品の正しい使い方を教えることができる。
しかし、できないのがクロージング。
刈取りってやつですね。
(はい、言葉が悪い!)

買ってください。
いや、
買った方がいいですよ。
って言えない。

正直なことを言いますね。
私の部署は美歴カルテという電子カルテを販売してきました。
これまではブラウザ版を。
でも、私は………、、、良いと思ってなかった。
理念や想いはとても良い商品なんですが、
超使いにくいし、美容師さんのことを、、、、
そこまで考えていたのか。

考えていましたけど、まだまだまだ足りなかった。。。

でも、今度、完成するアプリは、超良いです(笑)。
今も、紹介しまくっています。
そこには、売上とか、そういうことを抜きにして提案している。
だって良い商品だって感じているから。
そのために苦労もしているし、どうやったら伝わるか、
社内でも議論しまくっているし、
言い合いになるようなダメだしもし合ってきたし。

それだけ商品に対する思い入れがある。

ま、、、私と比較するのは乱暴な話ですが………、
みなさんのお店で販売している商品に、
そこまで愛着を持ってますか?

上司から店販目標を与えられて、
仕方なくやってないですか?
そら、売れない、てか、売らない。
売りつける感覚になりますもの。

でも、
現実的に、そんな悪質なヘア商品があるとも思えない。
であれば、一度、商品を見直して、
とことん、愛情が湧くまで研究してみるのはどうでしょうか。
それは売り方の勉強ではなく、
商品の良さを追求すること。

ヒットを生み出す販売員は、
やはり商品に対する愛情が違う。

ここに店販売上の違いが出てくるのではないでしょうか。

え?
当たり前の話???

そう思ったあなたは大丈夫。
店販の売上が好調な人ですから。


株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣