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2014.09.10 Wed
『捕手ってのは、ひとりだけ反対を向いている特殊なポジションだから。』
みなさん、こんにちは。
美容師名鑑編集部・Bireki Magazine編集部 石渡です。
今日は、以前、ブログに書いた記事を書き直しましたです。




『捕手ってのは、ひとりだけ反対を向いている特殊なポジションだから。』

私は、小学校、中学校、高校、大学と
ずっと野球をしてきました。
最近は、草野球をしてます(笑)。


ま、、、学生時代に特段、何か結果を残したわけではありません。
優れた選手というわけでもありませんでした。


小学生のとき、
私は内野手(二塁手)でした。

コーチから口うるさく言われたのは、

「投手の動きをしっかり見ろ」
「気になったらフォローしろ」
「ボールから、ランナーから、仲間から目を離すな」

でした。
捕手から投手にボールが戻されるときに、
投手の後ろに回ってボールがこぼれないようにフォローしたり、
疲れてそうなら声をかけたり、
ほかの内野手の動きを注意したり、
打者の動きに気をつけて守備位置を変えたり……。

そうすることで、
仲間の動きとチーム全体の流れを
意識するようになりました。
これって、今の考え方にも影響しているかな、と。


あ、話を本筋に戻すと。

私が小学生当時、
捕手というのは、
一番、ケンカが強くて、
気が強いやつが、
キャプテンをしながら
捕手をするというのが多かったようで、
うちのチームも、
学校内の番長的な友だちが
キャプテンと捕手をしていました。

でも、当時、その意味はよくわからなかった。

中学生になり、
その彼がバスケットボール部に入ったことで、
中学生からは私が捕手をすることになりました。

別にケンカが強かったわけではありません。

そのころの監督から口酸っぱく言われたこと。
それは、投手の信頼を勝ち取れ、でした。

何をもってして信頼を勝ち取るのか。
いつも、そればかり考えてました。

そのころ、私がもっとも好きだったプロ野球選手は
ヤクルトスワローズの古田敦也捕手です。

私は、テレビの野球中継を見ながら、
彼の行動すべてを真似してみたものです。

キャッチング、スロー、指示の出し方、
目線の配り方、審判の見方、
打席に立ったときの打者を見る動き、
投手が投げたあとのボールを捕るまでの動き、、、

すべて彼の動きをコピーしようとしました。

そのとき、いくつか気付いたことがあるのです。

特に気をつけたことは、
なんとしてもボールを後ろにそらさないこと(笑)。

自分が投手をしてみるとわかるのですが、
低めのコースを狙うと、もしくは力むと、
捕手がキャッチする手前でワンバウンドしてしまう
ボールを投げてしまうときがあるのです。

そのボールを捕手がそらしたり、
簡単に捕れないそぶりをすると、
次の1球は気を使って、球が浮いてしまう。

それを打者には打たれてしまう。
もしくは、きわどいところに投げられなくなる。
つまり、投球に制約が生まれてしまうのです。

私はできるだけ、そのようにならないために、
なんとしても、絶対に捕るぞ、という姿勢を
貫くようにしました。

うちの中学、高校の野球なんて、
私だけでなく、投手もそれほどレベルの高い野球をしていないので、
このことで投手の信頼を勝ち得たのかはわかりません。
何か投手に変化を与えられたのかもわかりません。

ただ、
この経験から、今、感じられることは、
私ではない誰かがチャレンジすることがあるなら、
それを簡単にはそらさないで受け止めようということ。

その人のチャレンジに可能性を感じるなら、
もしくは、その誰かをサポートしたいと思うなら、
安心して、その人が突き進めるように、
投球に制約が生まれないように、
最後の壁になってあげよう、ということ。

お仕事のマネージャーには、
色々な資質が求められると思います。
それに私の方法が合致しているかはわかりません。
そして、この資質が求められているかもわかりません。

しかし、
企業、店、チームをマネージメントするなら、
この捕手的心構えって、
意外と重要なのではないでしょうか……。

なんて。


株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部・BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣