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2014.09.08 Mon
『嫌われる勇気が愛される源泉。』
みなさん、こんにちは。
美容師名鑑編集部・Bireki Magazine編集部 石渡です。
また新しい週がはじまりました。
今日はお休みの美容室も多いかと思います。
お勉強するもよし、しっかり休むもよし。
インプットの1日にしてください。




人間、嫌われたい人は少ないと思います。
私だって誰からも好かれたい。
でも、現実ってそうはいかないですよね。

問題になるのは、誰からも好かれることが大事、、
なのではなくて、
誰からも好かれようとすること、、
に問題があるのでは、と思うのです。

「みんなに優しすぎる」

なんて、良い人キャラのメンズが彼女から
別れを告げられるときにありがちな台詞ですが、
これって、お仕事の世界も同じなのかな、と。

若いギャルのお客さんから、
大人の白髪の上品なご婦人にまで、
幅広く愛されたい。

その気持ちはわかります。
でも、実際、そんなことができるのか。
(職種によってはできなくはないでしょうが……)

美容室において、そういうことができるか。

これはとても高度な技術と戦術が必要なのかな、と。

例えば、
「カット500円です!」
となれば、
若いギャルから白髪のお姉さんまで来てくれるかもしれない。

ただ白髪のお姉さんでも、高級志向の人は来ない。
もしかしたら、ブランド好きなギャルも来ない。

それでいいのです。
なにせ、500円カットにした瞬間。
誰からも好かれるという選択肢を捨てたからです。

経営が怖いから、誰からも好かれるサロンにしたい。
お客さんが欲しいから、誰にでも対応する美容師になる。
(そんな神業的な人が多くいるとは思えませんが)

と思ったら、どういうことになるか。
それはできるだけ平均的なサロン、美容師を目指すことになると思います。

平均は嫌われない。

と思ってませんか?


確かに嫌われませんが………、




愛されていない。

と思うのです。

そのお店を、その美容師さんを選ぶ理由がない。

嫌われるということは、
それだけ選ばない理由があるということ。
選ばない理由が強いということは、
熱烈に選んでくれる人がいるということ。

(接客が酷い、技術がない、などは論外ですよ……)

高級百貨店を愛する人は激安スーパーは選ばない。
激安スーパーを賢く利用する人は高級百貨店なんて使わない。

選ばれる(選ぶ)理由です。



彼氏から
「白木屋と魚民と和民のどれがいい?」
と聞かれたら、どう思いますか?


「なんてハイレベルな選択を私に迫るの?この人、素敵!」

ってなるならいいですが、
現実的には、
「どこが近いっけ?あ、クーポンあったっけ?てか、どこが安い?」
ってなりません?

……ま、極論ですが。


私もチェーン居酒屋行きますよ。
(急にフォローしてみたりして)

そういうお手頃居酒屋という海で勝負するなら、
それで問題がないのです。

同様の海で勝負するなら、
カットが500円なのか、
もっと安くするにはどうするか考えるべき。


私は、嫌われてもいいから、
”これこそ私”
というポイントを作ること、
そんなポイントを見つけること、
これがブランディングの第一歩だと思うのです。

みなさんのお店はどうでしょうか?



株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部・BirekiMagazine編集部
石渡武臣