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2014.06.11 Wed
英国王妃キャサリンと道端ジェシカから学ぶセルフブランディング − ビジュアルは言語 vol.05−
”セルフブランディングで女の成功を手に入れた女性ランキング”

なんてものがあれば、優勝を争うはきっと、この2人でキマリでは?

民間から英国王室のプリンセスになったキャサリン妃と、F1ワールドチャンピオンのジェイソン・バトン(イケメン&リッチ)との婚約が確定した日本人モデル、道端ジェシカ。

キャサリン妃と道端ジェシカの共通点は意外に多く、

ひとつは、
「英国のプリンス」と「英国のヒーロー」
というスーパーリッチで、ある意味「みんなのモノ化」している超セレブ男の心をつかんで離さないこと。
そして、彼女達の幸せがそのまま、われわれ世の中の女子を、
”何か分からないけど、強力な力でハッピーにしてくれる”
という2点だ。


ほとんどの女子にこの2人について、

『嫌いか?』

と聞くと多くの女性が
『いいえ』
と答える。
”非の打ちどころない彼女たちには、幸せでいて欲しい”

という空気感さえ存在する。

この空気感って何なのか……。

分析してみると、キャサリン妃も道端ジェシカも、セルフプロデュースが格段に上手いことがわかる。
キャサリン妃の絶大な人気のベースは、彼女が選ぶ

「プチプラファッション」

であるという説が根強い。
世界中の女性が注目し、
羨望の眼差しで見とどけた婚約発表の時も、着ていたドレスが数万円というから驚きだ。
現に、パパラッチされた写真に写るキャサロン妃の服には、ファストファッションを代表するブランド(ZARAとか)も少なくない。

”国民に身近な王妃”
というメッセージなのだろうか?

とはいえ「安っぽい印象」にはならない。
絶対に。
しかしこれ、なかなか至難の業なのである。

ファストファッションは、
ワードローブを気軽に増やす楽しみを日本人に与えたくれた。

しかし、どんなにキュートでも、クールでも、トレンド最先端でも、着る人間の中身が伴ってないと、
(中身とは、着こなしのセンスだとか自分スタイルの確立とか)
すぐに”安物”と分かってしまう。

だから、例えば渋谷では、
「ZARA」「H&M」「F21」などと、女の子の属性がだいたい分かってしまうのである。

しかし、キャサリン妃の着こなしは、決してそうはならない。
彼女のセルフブランディングはファッションを巧みに利用した、
賢く、
ハイセンスで、
計算された英国王妃という自己PR術なのである。

一方、道端ジェシカは福井県出身。
もとは日本語しか話せない普通のかわいいハーフ娘である。

しかし今や、世界を代表するセレブリティの1人だ。
彼女の言動や美しさは世界も注目している。
そして、道端3姉妹(姉も妹も美しいが)のうち、「ジェシカ」は格別である。

外見の美しさはもちろんだが、最近のインタビューで彼女は

「自己分析や自分の内面と向き合う時間」

を非常に重要視している、と語っている。
例えば……、

何か不快な出来事があったとき、感情を波に例えて
『わたし達はどの波にのるかをチョイスできる』
と考えるらしい。

彼女の言葉を説明すると、
「怒り」や「悲しみ」などの”ネガティブな波”には乗らず、
”ポジティブな波を選択します”ということだ。

また、自分で自分を徹底的に褒めるとのこと。
誰もが”他者から認められたい”と”他人に望む部分”を自分でカバーすることで、少々のコトでは、グラつかない心を保つ秘訣なのだとか。

彼女のセルフブランディングは、筋肉質なハートを作り上げることによって、内面から溢れる自信が裏付けられた美しさ。
これも自己コントロール術なのである。

そもそも、大半の人間がネガティブな波を選択してしまう理由は、その波に乗ることが簡単だからであって、ポジティブな波に乗るにはトレーニングが必要なのだ。

”鍛えられた美しい(心の)筋肉”が備わっていなければ、「いい波」には乗れないのである。
しかし、一度でもポジティブな波に乗れれば「次のその時」も、過去の経験から「いい波」に乗れる確率が上がってゆく。

しかし……、
忙しく働くわたし達は、1日の過密な仕事に神経と体力を集中し、めいっぱい練習した後で、ふらふらと帰宅する毎日。
日々の心のトレーニングを続けられなかったりする。
トレーニングが足りない状況で「いい波」に乗ろうとしても、そのトライに疲れ、諦めてしまうのだ。
だったら……、

『どの波にものらない』

という選択はどうだろうか。
”無”はある意味、「心のゆとり」を生む。
最も自分の心を乱しがちな物事に対して、『これに関しては何も感じない』と決めるのだ。

これは心のトレーニングの第1歩であり、物事から離れて見る訓練にもなるので、案外難しい。

が、いきなり「いい波」に乗ろうとして失敗するほど傷つかない(笑)。
世に自己プロデュースが上手い人は沢山いるが「見ているこちら側」をハッピーにしてくれる人間は数少ない。

その貴重な人達が実践しているセルフプロデュースを研究し、今回のコラムではお届けしてみた。

輝いている人には理由がある。
セルフプロデュースの究極は「自分を知り、自分の役目を知る」ことなのだ。