知識人と美容師を繋ぐソーシャルウェブマガジン

美歴マガジン記事一覧 » 株式会社スクー森健志郎さん「人間的な魅力向上のために、色々な分野のことを楽しく学んで」
2013.12.27 Fri
株式会社スクー森健志郎さん「人間的な魅力向上のために、色々な分野のことを楽しく学んで」
毎月1回、日本の明日を担う企業人のインタビューを配信していきます。企業のトップとして、プロジェクトのリーダーとして、成功を収める人物の話には、様々なヒントが隠されています。

今回は、2011年10月に創業、生放送授業を無料で受講できるオンライン学校「schoo WEB-campus」を運営する、株式会社スクーの森健志郎社長のインタビューをお送りします。

ibp_131227


録画が面白くない!ニコニコ生放送が面白い! が起業のきっかけ

–事業内容について詳しく教えてください。


インターネット生放送で学べるオンライン学校「schoo(スクー)」というサービスを提供しています。

2012年1月にサービスをスタートしました。


「インターネット生放送」というのが、他の学習系サービスとの圧倒的な違いです。

録画を見て1人で学ぶのではなく、例えばデザインの授業が放送されていれば、デザインに興味がある人が同じ時間に集まり、コミュニケーションを取りながら一緒に学べたり、先生に質問をして、その場で先生が答えたりといった形で、インターネット上で「コミュニケーションがあり、みんながいる」という学習体験ができるサービスです。


現在、実名の会員が約5万人、平日夜の生放送の授業に平均1,000人、多いときで4,000人の受講者が集まるサービスになっています。


–実名登録しないと利用できないのでしょうか。

登録しなくても利用は可能です。登録していない人は、授業を外から覗けるイメージです。

実名登録することで、受講者同士でコミュニケーションを取れたり、先生に質問できるようになります。


–森社長は、なぜこの事業をやろうと考えたのですか。

理由は2つあります。

「録画の学習コンテンツが全く面白くない」ということと、「ニコニコ動画がめちゃくちゃ面白い」ということです。


前職のリクルート時代、入社2年目の終わり頃に、eラーニングで「ロジカルシンキング」を学ぶ研修を受けました。5時間くらいの録画の動画を見て、レポートを提出するという内容でした。

たくさんある研修カリキュラムの中で、ロジカルシンキングは身につけたいスキルだったので、ちょうどいいなと思って履修をしました。


しかし、いざ動画を見てみると、カメラ目線のオジさんが延々と「論理的思考とは…」という話をしてたんです。パワーポイントも、ダサいし…。しかも、夜中にオフィスに1人でその動画を見ている状況でした。


話している内容自体はとても勉強になる内容だったと思いますが…。全然面白くありませんでした。


仕事も忙しかったので、最後の方は、早送りで見てレポートだけ出す、みたいな感じでした。

最初はロジカルシンキングを学びたいと強い気持ちがあったのに、ほとんど学べなかったのです。


そのときに、インターネットを使った学習であれば、もっとも面白くできるのでは、と思いました。

そこで色々なインターネットのサービスを見ていて、「ニコニコ生放送」がとても面白くて。

なぜ面白いのだろうと考えると、そこにユーザーがたくさんいて、コミュニケーションを取り合える体験があるからなんです。


思い返してみれば、学校の授業も、先生が何を言っていたかよりも、そのときの教室の状況とか、雑談とか、となりの女の子がスゴくかわいくてその子に振り向いてもらうためにどうしようとか、そういう過程で私たちは学んできたんですよね。


インターネットで学びの場を作るにあたっても、みんなと一緒に学んで行くという状況を作っていく必要があるのではないか、と。

であれば、自分でそういう場を作ってみようという考えに至り、創業しました。