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2014.02.18 Tue
価格の決め方が難しい。マクドナルドの苦戦は価格なのか!~時代の流れを読む美容室経営を考えようXII~
日本マクドナルドと言えば、デフレ経済下では成功モデルと言われた会社です。

そのマクドナルドが、いま苦戦しています。


日本マクドナルドホールディングスが2月6日に発表した2013年12月期の連結決算は、売上高が前期比12%減の2,604億円、営業利益は同53%減の115億円、純利益も同様に、前期比60%減の51億円でした。

2期連続の減益です。

既存店売上高の低調(6.2%減)と、不採算店舗の閉鎖、円安による原材料価格の上昇が原因でした。


日本マクドナルドと言えば、100円マックなどで集客し、高価格ハンバーガーなどに誘導する戦略が成功し、2004年から2011年まで8年連続で既存店売上高がプラスだったのです。

その100円マックの中心商品であるハンバーガーを120円に値上げしたころから、大幅な客数減に悩んでいます。


日本マクドナルドの戦略は、全商品を一律に値上げするのではなく、ある商品は値上げしても、ほかの商品は値下げするなどしています。

値下げするのは、フライドポテトやソフトドリンクなどの利益率の高い商品です。

同社では、値上げではなく価格調整と言っていますが。


100円マックなどの低価格商品で集客していたのに、その中核商品を値上げしたら客数が大幅に減少したのです。

このことは、いまの美容業界の低価格競争にも共通するのではないでしょぅか。


低価格で集客したお客様は、価格に左右されると言うことです。



これから消費税が増税され、消費者の負担が増えます。


消費税が5%から8%に3%増税されるのですが、低価格店で価格転嫁できるのかどうか。


そんな中、日本マクドナルドが2月7日に発表した1月の既存店売上高は前年同月比3.4%増でした。

1月7日から実施した「アメリカンヴィンテージキャンペーン」が上手くいき、昨年6月以来7か月ぶりにプラスになったのです。


価格が高いキャンペーン商品が牽引し、客単価は9.2%増でしたが、客数は5.3%減で9か月連続のマイナスでした。

客数は、昨年10月以降の2桁減少は脱したようですが、まだ楽観はできません。


ただ、マクドナルドは低価格商品での集客ではなく、新商品(高価格)による話題作りをして客数回復を図る方針のようです。



価格での集客は差別化が難しく、「価格で勝っても価格で敗れる」からです。



皆さんの美容室はどうしますか。


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いつの時代もそうですが、しっかり勉強をして努力した人が生き残ります。


時代の流れは速く、世の中は激動の時代なのです。


努力は人を裏切らない、私と一緒に勉強しましょう。