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低価格競争に巻き込まれてはいけない
2013.09.10 Tue
時代の流れを読む美容室経営を考えようⅠ ライバルは誰?!
めまぐるしく変わる経済環境にどのように対応するのか。経営者の皆様は、日々の経営に追われながら、悩んでいるのではないでしょうか。

デスクトップパソコンがノートパソコンに変わり、あっという間にスマートフォンが主流になる勢いです。この美歴マガジンもスマートフォン対応となっています。本当に時代の流れの速さを感じます。

さて、今回のテーマは「時代の流れを読む美容室経営を考えようⅠ(ライバルは誰)」です。

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少し前まで、大手牛丼チェーンが凄まじい価格競争をしていましたが、最近は、消費者が安売りに慣れて、安さに反応しなくなったと言われています。

だから、価格を下げても前ほどお客様が増えない。本当に安さに反応しなくなったのでしょうか。

すき家が、牛丼の並盛を350円から330円に値下げしたのが2009年4月です。そのころの吉野家と松屋の牛丼(牛めし)の並盛は380円でした。同年の11月末に松屋が320円に値下げし最安値となりました。その後、すき家が期間限定キャンペーンを行い299円としたところ、客足が2~3割伸びたので恒常的に280円に値下げしました。そして、200円台の激しい競争をしたのは、皆さんご存知の通りです。

この時は、多くのお客様が牛丼店を利用しました。すき家、松屋、そして吉野家が価格競争をしていたころ、コンビニ弁当はワンコインと言われていました。価格を比較しても牛丼店が優位でした。

ところが、今はどうでしょうか。
コンビニ弁当を見ますと、セブンイレブンやローソンの幕の内弁当は398円です。幕の内弁当は、いろいろなおかずがぎっしり入っています。牛丼もトッピングすると同じような価格になるのです。

また、スーパーの西友は、298円弁当「デカうまシリーズ」を販売しています。こうなると、消費者が安さに慣れるだけでなく、牛丼の価格の優位性がなくなってきます。


今までは、牛丼チェーン間の競争だったのですが、コンビニやスーパーが安売り商品を開発、販売しているのです。コンビニやスーパーがライバルなのです。

新聞などの報道では、簡単に安さに慣れたと言いますが、給料が増えない中、生活が苦しいという家庭も多いのです。そんな家庭では、安いほうがいいに決まっています。

アベノミクスで景気がいいので、百貨店などで高額商品が売れています。だから、自分の美容室でも高額メニューをやろうと、簡単に考えてはいけないのです。

よく考えますと伊勢丹、三越、高島屋などの都市型百貨店は、お金持ちのお客様が多いお店です。そのようなお店が好調だからと、自店のメニューを同じように考えていいわけがありません。


自店の客層、立地、技術力等々を総合的に判断して決めるのです。マスコミに惑わされないように、冷静な判断が求められます。

いつの時代もそうですが、しっかり勉強をして努力した人が生き残ります。時代の流れは速く、世の中は激動の時代なのです。努力は人を裏切らない、私と一緒に勉強しましょう。