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教えて森先生!
2013.06.25 Tue
低価格店にどのように対抗していけばいいのでしょうか?
こんにちは。
森大志税理士事務所の森大志です。

今回は、 「低価格店にどのように対抗していけばいいのでしょうか?」 というご質問にお答え致します。 皆さんからのご質問、お待ちしております! よろしくお願いします。



Q.
群馬県で美容室を営む者です。最近、近所に1000円カットを謳う、低価格店ができ、現時点では目に見える影響はありませんが、増え続ける低価格店に不安を覚えています。どのように低価格店に対抗していけばいいのでしょうか?料金を安価に見直すことは必須ですか?


A.
働く人の収入が増えない中、牛丼店、大手スーパーなどが激しい価格競争をしています。

その動きは美容業界においても例外ではなく、低価格店が増えています。 ご質問者のようにメニュー価格を下げようかと悩んでいる美容室経営者は多いですね。

では、低価格で成功しているQBハウスの例で考えてみましょう。 QBハウスは低価格のカット専門店で、施術時間約10分で税込1,000円という料金です。

理容室の仕事を分解すると、カット10分、シャンプー10分、シェービング10分、そしてブロー10分の約40分で、料金は約4000円です。 ですから、10分当たり約1000円の売上は変わりません。 QBハウスは、カットのみで税込1000円なので、採算を度外視した安売り店ではないのです。

低価格店を利用するのは、一体どのような人たちなのでしょうか。

1000円カット店の影響を受けているのは、理容室だと言われます。 理容室のお客様は、男性客、それもお父さんたちが一番多い。 利用動機は、「髪が伸びたから身だしなみでカットする」です。 収入が増えない中で影響を受けるのは、お父さんのお小遣いだと言われます。 そうすると、自分で出来ることは自分でするので、できるだけ安くカットしたいということになります。 だから、1000円カットの低価格店が増えているのでしょう。

ご質問者は、料金の見直しを考えているとのこと。 低価格店は、時間当たりの売上は変わりませんが、多くのお客様が来店しなければ売上が上がりません。 ですから、駅の中、駅前、ショッピングセンターの中など多くのお客様が望める場所でないと成功しないのです。 このように、低価格店は仕組みが必要なのですね。

また、価格でお店を選ぶお客様は、少しでも安いお店が出来れば、そちらに移ることが多いです。 そんな中、値下げをしても客数が増えず、売上が減るだけでしょう。 美容室は女性のお客様が中心ですし、美容室を利用する男性客はおしゃれに関心がある方々です。 利用動機は、身だしなみだけでなく、おしゃれ、癒しなど色々です。 ですから、質問者のお店は、お客様の声を良く聴き、デザインを提案するなど低価格店がしないことを重視すべきです。

いつの時代もそうですが、しっかり勉強をして努力した人が生き残ります。 時代の流れは速く、世の中は激動の時代なのです。 努力は人を裏切らない、私と一緒に勉強しましょう。

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