苦手な読書を、苦しまずに習慣として7年も続いた方法。

苦手な読書を苦手なままで習慣にするために編み出した技

 

昨日、書いた記事で、コロナな夜は読書をしましょう、的なことを書いたら、
「読書が苦手なんだよなぁ」という連絡をいくつか頂きました。

私は自分では苦手じゃないと思っていたのですが、
大人になって、時間がなくなって、読書をする目的が「仕事」ってなったときから、
逆に読書量が減り始めました。
特にお金がない若いころは、書籍代よりも飲み代、って時代だったので、
ますます読書とは縁遠くなりました。

しかし30代に入り、ただがんばるだけでは対応できない事象が相次いで発生。
これは誰かの知見を仕入れないと何もできないと思ったわけです。
そのときに頼ったのが書籍でした。

 

読もうと思ってもなかなか進まない

読書って不思議なもので、好きな小説でもない限り、なかなか進まないんですよね。
途中で理解できなくなって、面白く無くなって、読まなくなってしまう
枕元に、ずいぶんと長期間、本が置いてあるなんてこともありました。
「俺は本当にダメ人間なんだ」「読書には向かないんだ」
なんて思い込んだ時期もありました。
読むのが進まないから、本を買わない、さらに読まない、知識は増えない。
そんな悪循環が続いていました。

 

 

読み方が間違っていたことに気づいて、目から鱗

 

たしか、、小林秀雄の評論だったと思うのですが(間違っていたらごめんなさい)、
何かのきっかけでちらっと読んでみたんですよね。
そうしたら、読書法について書いてあって。

「本は理解しようと思うから読めないんだ。読み終わることが大事なんだ」

って書いてあるんですよね。
はい?って感じでした。
理解しなくてどうするのよ、って思ったわけです。
しかし、これをきっかけに読書法の本(笑)をいくつか読んでみたわけです。
そうすると、色々なヒントが書いてあったのです。

脳はあなたが思うより賢い。視覚で入ってきたものは脳が勝手に記憶してくれる。
だから読み飛ばしてもいい、理解していなくてもいい、いつか、何かのきっかけで、
脳のほうが思い出してくれるから

 

へぇ、なるほどね。そもそもですが、わからないから本で読むんであって、、理解できるほうがおかしいわけで。
そんなことにも気づかなかったんですよね。
理解できちゃったら本を読む必要がない。。頭が悪かった。

何かを学びたかったら、同じジャンルの本を3冊は買いなさい。そして乱読しなさい。
1冊目、何を言っているのかさっぱりわからない。
2冊目、買いてある単語が1冊目と同じだから、なんとなく流れがわかる。
3冊目、さすがに2冊読んでいるから、内容が薄々、理解できる。

な、、、なるほど。意味までは理解できなくても、さすがに3冊目になれば
「あ、この単語知ってる」
って、おばかな私でもなるわけです。

はいはいはい、読み飛ばしてもいい、そして同じジャンルを3冊買えばいい。おぉ、これはいい感じの習慣になりそうだ。

 

不要不急は自らの意志がないと行動しない

不要不急の外出じゃないですが、
不要不急なのに、外出するってよほどなんですよね。

その点、読書ってのも、不要不急じゃないですか。
だからよほどじゃないとやらない。読み方がわかったところで、なかなか習慣にならないんです。
つまり、、、欲望がそこにはなかったんですよね。心を動かすような。
(読書を欲望にしろよ、って話なのですが)

そこで、考えました。
自分に強制的に習慣にするためには、何をするべきなのか。
なにせ、強制的にしないとやらないんです、私は。

強制的にルーティン化すれば習慣になる

そこで、どうすれば強制的になるか、考えました。

まず、お金があると飲み代に使っていたので、そこを改善しないといけないと。
ということで、

月末(というか給料日)には、2万円をにぎりしめて本屋へ行くことに。

毎月、月末に、もしくは飲んでしまう前に、絶対、2万円の本を買うのです。
それも昼間です。
夜になると飲みたい欲求が優ってしまうので、
給与の振り込みを確認した、その足で
本屋に行くことが大事なのです。

翌日ではダメ、新しい月になると、使いたいものが出てきてしまうから、月末。
家賃の振り込みと本屋はセットにするんです。

それを7年間、やってきました。
なんか、買うだけのルールだと意外とできるものですし、
飲み代の前に使っているので、お金がなくて飲みに行くのは諦めても、
本を買うのは懐が温かいからやめないものなんですよね。
おそるべし、飲み代。

 

意外と2万円分も本は買えない

 

ここで新しい事実にぶつかりました。
意味もなく、強気に2万円と設定したのですが、意外と量が多い。
20冊くらいになるんですよね。新書でもそんなに買えません。

興味がある本となったら、もっと買えません。
そこで本屋にいる時間が長くなります。
で、仕方ないから、

・興味があるものレベル10/8冊
・興味があるものレベル5/4冊
・興味があるものレベル1/3冊
・そんなに興味がない/2冊
・興味ない/3冊

みたいな感じで購入する本のジャンルが広がるんですよね。
どうしても(笑
食事に例えるなら、肉ばかりは食べられないから、魚も、野菜も食べるみたいな感覚。
そうすると幅広い知識が入ってきて
たまに、ぜんぜん違うジャンルの本なのに、内容がリンクしたり。
新しい発見がたくさん。
食事に例えるなら、意外な食い合わせを発見したみたいな。
(食事に例えすぎ、、)

 

強制的習慣化のあとは、欲求的習慣化が鍵になる

 

さ、月末に2万円の本を強制的に買うという強制的なルールはできました。
しかし、これだけだと、どこかでやめてしまうのではないか、、
そんな不安がありました。そこで考えます。
欲求的習慣化はどうすればいいのか。
欲求とは、心を動かすことですよね。
何をすれば心が動くのか。

思いつきました。

こんなところで書くにはとても恥ずかしいのですが、、、

その答えは、

見られる

とうことです。

は?

はい、は?ですよね。
大量の本を買っていて、気づいたんです。
周囲の人が、「あの人ってたくさん本を買っているけどなにもの?」って目線に。
なんだろ、すんごい読書している人に見られているみたいで気持ちよかった(笑

なので、それをもっとやろう。
一種の承認欲求ですね。

そこで、私は大量の本を持って、カフェへ行きます。
そこで小難しい本を広げて、タバコをふかして(今はできないですが、、)、
”俺、文学に高い興味があるんだよねぇ”オーラを出す。

内容は入ってません。
入ってくるのは周囲の視線(自意識過剰)
でも、それでもいいんです。だって脳内のアドレナリンが活性化すれば。
それがやめられなくて、本を買う習慣がやめられない。
本があれば、あとは乱読すればいい。乱読していれば、いつのまにか知識がたまる(はず)。
この繰り返しなんです。

男性には収集癖というものが備わっているそうで。
徐々に、本棚に本がたまっていくと、もっと集めたくなるんですよね。
これは収入とかの問題ではありません。
そうなると違う本棚が欲しいとか、、、さらに癖が高まっていく。

もし、本当に読書を趣味にしたいなぁ、と思ったら。
違う誰かの経験を身につけて、仕事などに生かしたいなぁ、と思ったら、
それでもめんどくさがりやさんであるのであれば、
こんな方法は、オススメします。

特に若い人に。

長文、失礼いたしました。

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