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 有料 2015.06.10 Wed
『何のために今日も朝礼をしましたか?という話。』




弊社は電子カルテという
サロンの基幹システムを支援している。
そこで多くのサロンの運営に関わる。

最近、気づいたことだが、
サロン(会社)によって朝礼のスタイルが
とても大きく違うということ。


朝礼と言えば、
飲食店なら
「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!!」
という礼儀系だったり、
病院で言えば、いわゆる”申し送り”という
患者さんの引き継ぎだろう。

航空会社ならフライト内容の確認、
機材や設備の安全確認が中心になるのだろう。
工場の場合は、徹底的な安全意識の向上や、
体操をしてフィジカルを整えるようだ。

IT系は様々なスタイルがあるようだが、
朝礼というより、ミーティングをしたり、
勉強会をしたり、もしくは、
その日の作業内容を確認したり。

それぞれの業種によって、
朝一のタイミングですべきことは
様々なようだ。

私が見てきたサロンも様々。
声出しや挨拶を重視するサロン。
練習を重視して、朝礼は挨拶だけのサロン。
カルテを見ながら、お客様の確認をするサロン。
その日にすべき項目を確認するサロン。
前日の反省点を振り返って改善を促すサロン。
またはそれぞれを組み合わせるサロン。

各社によって目指すところは違うので、
すべき内容は変わってくるのは当然だ。

朝の時間は短い、そして貴重。

限られた時間の中で効率よく、
朝礼を行うのは意外と難しいもの。
毎日のことなので、
だんだんとその意味合いを失いがちだからだ。

では、そもそも朝礼の意味とは。

これは個人的な意見だが、
朝礼とは、
その日の業務をスムーズに運ぶための、
その日、最初の業務であるべきだ。

朝の挨拶なら、顔を合わせたときの
「おはようございます」
で十分であって、
朝礼をするならば、
その日、お互いの業務に効果のある内容にすべき。

会社によって考え方は違うので、
これがマッチするか分からないが、
私なら、病院のような朝礼にする。

その日に来店するお客さんの情報を共有し、
何が好みで、どんな目的があって、
どんな声がけがベターで、
誰がどんな対応をするのか。

この内容をどんどん突き詰めていくと、
何が起こるのか。

恐らく飛び込みでないかぎり、
その日、すべきことが明確になる。
すべきことが明確になると、
周囲が支援できることも見える。

すべきことが見え始めると、
作業効率が上がる。
作業効率が上がると、時間が短縮され、
早くお客さんを帰らせることができるし、
いつもできていなかったサポートができる。

美容室の仕事を分解するならば、
技術と接客だと思う。
最高の技術を提供するならば、
最高の環境整備が必要なのだと思う。

そのための環境整備の一端が、
毎日の朝礼に凝縮されているのではないだろうか。



と、美容師でもないのに、
偉そうに失礼致しました。


株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣




「美容室のウェブサイトに必要なのは莫大なアクセス数ではなく……、という話。」