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 有料 2015.05.15 Fri
『計画が予定通りにならない経営者がやってしまう決定的な勘違い、という話。』




計画が予定通りにいかない。
これは当然のことかもしれない。
もしくは、
予定通り遂行される計画には、
何かカラクリが隠されている、
と思った方がいいかもしれない。

または計画策定者が素晴らしく優秀か。

多くの美容室経営者の皆さんと話して、
驚かされたのが計画を立てていない人が多い事実。
次に気になったのは、計画を立てたけど、
年度末には気にしなくなっていて、
計画とはまったく違う方向、もしくは、
計画に載っていた目標をまったくクリアしていない事実。

事業計画なんてなくてもいい、
そういう経営者の方もいるのだと思うが、
自分の経験から考えて、
事業計画だけに限らず、
あらゆる計画は必要だと思う。

ちなみに言うと、
かつて経営者だったときの私は作っていなかった。
税理士さんに言われて作ったが、
その日しか見なかった。
私は酷い経営者だった。


計画を立てることの効用は様々だが、
計画を立てることにもネガティブな要素がある。

それは計画に引っ張られてしまうことだ。
いつの間にか、その計画が正解になっていって、
ノルマになっていって、心の重荷になっていってしまう。

そして計画通りにいかないと、
自分たちは間違っていた、
自分たちは能力が足りなかった、
真面目じゃなかった、
そもそも計画が間違っていた………。

様々なマイナス要素が噴出する。

まず、計画が正しいという発想を破棄するべきだ。
計画は予測に過ぎず、予定に過ぎず、正解ではない。

重要なのは、
不具合が起きたとき、
いかに素早く修正できるか、だ。
自分の計画にこだわるあまり止血が遅れることで、
出血量は増えていく。
計画にこだわるべきではない。

もうひとつ、重要だと思っているのが、
プランBだ。

なんのこと?

計画を立てて、
その計画を遂行するための戦術を色々と考えると思う。
そのとき、
もし失敗したら、もし上手くいかなかった、
そういう場合に備えてプランBを準備しておくことだ。

私はできるだけプランAとプランBを用意するようにしている。
Aに対して反応が悪かったら、
違う視点から検討してきたプランBを実行する。

私はあらゆる才能がほかの人より劣っているので、
できるだけ準備をしないとついていけない。
偉そうに話しているが、不安で仕方ない………。

だからこそ、
できるだけプランAとプランBを用意している。

ま、この2つで上手くいかなかったら、
諦めるか、プランCを探すか………。
くらいの感覚で。

「計画」は立てることで、
みんなの方向性を示すことができる。
しかし、計画を神聖化してしまうことで、
着実な事業の邪魔になることもある。
そこを勘案して、
修正と別プランを準備する。

計画を立てる

とは、こういうことなのではないだろうか。


今日もとっても偉そうに、すいません。。。


株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣

『仕事ができる美容師と、できない美容師、という話。』

『ダメと思いながら、隣の席に聞き耳をたてた結果、という話。』

『美容師にとって”美歴”は使えるアプリか、使えないアプリか、という話。』