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2015.03.11 Wed
『ダメと思いながら、隣の席に聞き耳をたてた結果、という話。』





[時間価値をいかに高めるか]

お仕事の世界において、
タイムコントロールって、
とっても大事だと思います。

人口が減少するなかで、
「時間価値をどう高めるか」
は、すべての企業の課題です。

先日、とあるカフェで打合せをしていたら、
隣の席に、某飲食チェーン店の、
マネージャーらしき人たちが、
ミーティングをしていました。

[カフェで盗み聞き……]

聞き耳をたてるのは無作法と思いながら、
聞こえてしまったので(笑)、
少し拝聴していると………

先輩マネージャーが話します、
彼は、店舗スタッフに対して、
お客様にこう伝えて、
と教育しているそうです。

「あと30分、早くご来店頂ければ、
いつもはもっと余裕があります」

「00時〜00時はいつも混み合いまして、
誠に申し訳ありません」

「遅い時間ですと、特別に、
テイクアウトもできます」

こう伝えることを、
スタッフ全員に共有させることで、
回転率を平均的にすることの大事さ、
を後輩マネージャーに語っています。

(なるほど、正しい)

「うちは居酒屋チェーン店じゃないんだから、
ひとりひとりの従業員の意識を高めないと、
お客さんからも、そういう価値に見られる」

(あ、チェーン店じゃないんだ。。。)

「これを継続できているお店は、
お客さんがスタッフの名前で覚えてくれてる。
そうなると、お店に対するスタッフの意識が
だんだんと変わってきているでしょ」

(ほぉ、継続ですな)

いや、意外と実地的な勉強になりました。
飲食店さんでも、やはり実施しているんですね。

[予約の平均化が重要課題]

飲食店と比べて、お客さんが集中されやすい美容室。
どのお店も、予約を拡散させることには、
苦しんでいると思います。

以前も書いたのですが、
ある40代の美容師さんは、
30代の中盤、忙しい世代のときに、
2年をかけて、すべての顧客に対して、
「○曜日の00時だったら、もっとじっくりお話しできる」
と伝え続けたそうです。

すると、徐々にお客さんは移動してくれて、
40代になってからは、
毎日、
平均的にお客さんが来店してくれるようになった、と。

なかなか上手くいくことではないかもしれませんが、
やった人にしかわからないことってきっとあって、
彼は、成功するか、失敗するかわからないけど、
まずは実践してみた、
その結果、
圧倒的な売上をあげるようになった、と。

人口減少で、自然と競争が激しくなる時代。
お客さんの時間をコントロールすること、
どんな方法で、それにチャレンジするか、
このスタンスは、美容師さんに限らず、
多くのビジネスに求められている姿勢なのかもしれません。


と、今日も、なんか偉そうに。
失礼致しました。


株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣
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