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2015.01.25 Sun
『“頑張って”よりきっと伝わる”頑張って”ってなんだろう、という話。』




以前、コラムで
「“でも”という言葉を捨てた」
という記事を書きました。

“でも”ってワードは危険で、
無意識のうちに接続語として
使ってしまいがちなんですよね、
特に会話の中では。

ここ最近、
色々な人たちとの会合のなかで、
意識して見てみました。
そのなかで、
コミュニケーションや議論が噛み合ない
人の特徴を見ていると、この
“でも”
を多用していたんですよね。
本人は意識していないと思います。
内容も反論的なこともありますが、
別に反対語でないコトも多い。

反対していないのに、
聞いた相手の心中には、
そのあとに続く意味は関係なく、
反論されているという意識が
無意識のうちに芽生えてしまう。
だから、いつの間にか言い合いのようになる。

時と場合によりますが、
少しもったいない、と感じる場面がありました。
私も気をつけないと、と思うのです。

また、
ここ最近、
もうひとつ気をつけていることがあります。
「頑張って」
という言葉の使い方です。

頑張ってね、
なんて言われると、私の方からも、
「頑張ってくださいね」
なんて言ってしまう。

便利な言葉だから、
ついつい多用してしまうのですが、
言ってる自分が、
その便利さに頼ってしまっている気がして。
多くの人たちと、
コミュニケーションを取らせてもらうようになってから、
「人それぞれの“頑張る”」があって、
よくよく考えたら、
人それぞれに違う応援の言葉があるのかも、
と思うようになったのです。

そこで、この
「頑張って」
を置き換えるようにしよう、
と思ったわけです、
その人に伝わる違う言葉に。


誰にでも使える言葉は、
誰にでも当てはまらない言葉。

その人にしか使えない言葉を探す。
これもひとつの思いやりなのかな、と。

お仕事の現場にいるとき、
後輩や部下と会話するとき、
そんなちょっとしたことが、
コミュニケーションの新しいきっかけになる、
そんな気がする今日このごろなのです。

と、
今日もまた偉そうに、すいません。


株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣