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2015.01.22 Thu
笑顔泥棒の写真教室 〜classe de Photographie〜


みなさん、はじめまして。
フォトグラファー“笑顔泥棒“こと、須藤夕子です。
今月から「美歴マガジン」にてコラムを書くこととなりました。
よろしくお願いします。

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子供の顔写真をスタンプで隠すのなら、
顔を見せない美しい写真を投稿しよう!


芸能人の方たちが、
SNSやブログに子供の写真を載せる際、
ハートマークを入れている人がいます。

それを真似してなのか?
一般の方も子供の顔を隠して掲載しているのを良く見ます。

それなら載せなければ良いのでは?

なんて思ってしまうのです。
やっぱり幸せアピールや子育てを楽しんでいることを
みんなに伝えたいという気持ちはよく分かります。

「写真」は一枚で、その人のライフスタイルが見えてきます。
散らかった部屋で、子どもが玩具で遊んでいる写真に、
さらに“顔を隠す”ハートマーク。

こういう写真だと、
散らかっている部屋を見る以外に見るポイントがなく、
見る人は「お子さんすくすく育ってるね!」
と心から感じることができず、
楽しそうに遊ぶ玩具を買ってみようとも思えないでしょう。

写真を掲載する際のポイントとして、
「不快感のない写真」
「相手に何かしらの情報を与える事を意識した写真」
そして、
「写されている子供が将来、何度も見たくなるような写真」
を私は心がけて投稿するようにしています。

顔を出さない写真でも印象的な写真を撮ることはできます。
例えば、こんな写真はいかがでしょうか?



【プーケット】
プーケットで「サーファーを見る子ども」の写真です。
一眼レフやコンデジなどシャッタースピードを変えられる機材を使い、
シャッタースピードを上げる、またはスポーツモードなどで撮影をすれば、
ブレにくいでしょう。




【沖縄本島】
沖縄本島名護市の「21世紀ビーチ」で撮影しました。
太陽が高い時間に撮ったとことが“影”で分かります。
太陽がサイドからか逆光の方が人物は立体的に写るでしょう。
ビーチでたまたま出会ったお子さんですが、
日の高い時間の方が海は青く写るので、その時刻と子どもの自然にしたポーズが決まり、
長く続く道が、これから歩んで行く道のように見え奇跡の一枚になりました。




【竹富島】
サンセットを見る親子のシルエットです。
風景を見せたい場合は、真ん中に人物を置かずに、
右か左かに寄せて撮ると広がりが出ます。




【葉山 富士山】
富士山が見える葉山の真名瀬の浜辺にて。
実は「ダイヤモンド富士」を撮った直後の写真です。
毎年4月と9月初旬は、湘南地区で「ダイヤモンド富士」の
撮影ができる時期です。ぜひ挑戦してみてください。




【マルセイユ】
マルセイユの「カシスビーチ」と言う、
フランスではとても有名な美しい海岸沿いで撮った写真です。
お尻を私に突き出し、アイスクリームをひっくり返してしまった決定的瞬間。




【円覚寺】
木漏れ日が美しい円覚寺の夕暮れ。
娘が座り込んだので、良い角度を選んで撮りました。
この場合、木の葉の影がしっかり写るよう、少し暗めの設定が良いかと思います。




【明治神宮】
初詣に出かけたときの写真。
顔を写さなくても、
暖かそうな上着の袖だけで、冬だと伝わります。
手の大きさも毎年変わっていくので、
こんな写真を毎年撮って、10年も撮りためたら面白いですね。
成長した娘は10年後には手をつないでくれないかもしれなせんが(笑)




それではまた次回、お会いしましょう。

写真家 笑顔泥棒 須藤夕子