西海指南2014 其の十六「カラー塗布はドライか、ウエットか」について、今思うこと。
西海指南 2014
こんにちは。西海です。
其の十六「カラー塗布はドライか、ウエットか」について、今思うこと。
前に思っていたことも同じかなと思いますが、水で濡らすと塗布量も減りますが、髪の毛に塗布できる染料の絶対量も減ります。
染料の量が減ることで、色が出にくくなることは間違いありません。
そして、アンダーの色が感じやすい仕上がりになると思います。
例えば、オレンジ系やゴールド系、ヴァイオレット系や白髪染めなどの毛先は、薄い染料でも色を感じるので問題ない仕上がりになると思いますが、それ以外は、ムラに仕上がる傾向になりやすいので、ウエットで行う場合は、少し染料を濃いめにする必要があると思います。
ダメージの問題ならやはり低アルカリや処理剤、アフターの炭酸泉などの残留アルカリ、過酸化水素の残留などを洗い流す、水分量のコントロールでタンパク変性の進行を防御する方向が、良いのではないかと思います。
材料費を少なくするためと、ダメージの軽減と分けて考えないとだめかも知れませんね。
ちなみに、僕自身は、ウエットはしません、なぜなら色の仕上がりがムラになりやすく色が出にくいからです。
特に、リフトアップしたい場合は、確実に結果が出にくいので注意してください。
- 其の十六、カラー塗布はドライか、ウエットか大激論!
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其の十六「カラー塗布はドライか、ウエットか」について、今思うこと。

美容学校教師を経て渡英後、LONDONのサロンでキャリアを積む。
帰国後、原宿と表参道にサロンをオープン 全国の美容師を対象としたアカデミーを開校。
2007年 、10年間のサロン業務にピリオドを打ち、 フリーのヘアカラーリストとしてノウハウを伝えるべく活動開始。
現在、全国にクラスを持ちカラーの新理論となるべく【A+B手引き】を発刊。
2012年新沢圭一と新たにビュティー&ケアーサロン CALONを設立、スタート。