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時代の流れを読む美容室経営を考えようVI(日本政策金融公庫の役割を知っていますか!)

めまぐるしく変わる経済環境にどのように対応するのか。

経営者の皆様は、日々の経営に追われながら、悩んでいるのではないでしょうか。

前回は、「赤字でも融資を受けられます!」ということで、経営難で資金繰りに苦しんでいる美容室の借入について取り上げました。

今回のテーマは、「日本政策金融公庫の役割を知っていますか!」です。

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経営が順調な美容室の借入について取り上げます。

業績の良い美容室でも、店舗拡張、多店舗化を考えるときに資金繰りに悩みます。

必要資金の全額を自己資金で賄うのは難しく、不足分を銀行借入で調達することが多いからです。

そんな時に、今の時代背景が有利に働くのです。

安倍内閣の経済政策 「アベノミクス」 がスタートとしてから、1年が経ちました。

順調と言われたアベノミクスですが、ここにきて勢いが落ちています。

内閣府が11月14日に発表した7~9月期の国内総生産(GDP)は、物価の変動や季節要因を除いた年率換算の実質成長率で1.9%増と前期と比べて伸びが半減しました。

順調だった個人消費が減り、輸出が失速したのが半減した理由です。

安倍内閣は、このままでは、せっかく上向きになった日本経済が落ち込んでしまうと危機感があるはずです。

皆さんだったらどうしますか。

景気の持続力を判断する材料の一つとして、設備投資があります。

機械を増やしたり、新しい機械に入れ替えたりすることですが、通常は会社の業績が良くなければ行いません。

設備投資を行う企業が多ければ景気が良い、又は良くなっていると判断できるのです。

美容室の設備投資と言えば、美容椅子やシャンプー台の増設、店舗拡張、そして新規出店などを行うことですね。

美容室の方々が新規開業する時に、よくお世話になるのが日本政策金融公庫(昔は国民生活金融公庫と言っていたので「こっきん」と呼ばれていました。)です。

この日本政策金融公庫は、政府系金融機関です。

政府系金融機関と言うのは、法律によって設立された、国の政策を実現するための金融機関のことです。

だから、創業支援を行う国の政策を実現するために創業資金を貸出しするのです。

日本政策金融公庫が、まだどうなるかわからない実績のないお店にお金を貸してくれるのは、政府系金融機関だからなのです。

創業資金の借入は、民間の金融機関ではほとんどできません。

この日本政策金融公庫などの政府系金融機関が、いま積極的に融資しています。

なぜなのでしょうか。

来年の4月1日から消費税の5%から8%への増税が決まりましたが、ここで経済が落ち込んでは消費税の増税が失敗してしまいます。

ですから、安倍内閣は何としても経済を上向きに持っていき、来年まで維持したいのです。

デフレを克服して景気を良くするためには、なんでもやるというのはそのためです。

業績の良い美容室が設備資金を借りやすいのは、そんな背景があるのです。

そんな美容室にとって、いまは規模拡大のチャンスかもしれません。

いつの時代もそうですが、しっかり勉強をして努力した人が生き残ります。

時代の流れは速く、世の中は激動の時代なのです。

努力は人を裏切らない、私と一緒に勉強しましょう。

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