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美容室の消費税増税対策「虎の巻」 地域・客層に合わせてベストな策を!

皆さんのお店では、消費税増税にどう対処していきますか。

私は、次のように考えています。

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1.消費税増税分を値上げ(価格転嫁)する。

あなたのお店に価格競争力があり、お客様の理解を得られるのであれば、消費税増税分をそのまま値上げする。今でも、本体価格と消費税が分かる外税表示をしているお店は、お客様の理解を得られやすいだろう。

2.企業努力で吸収し、値上げしない。

ユニクロは、2014年4月の消費税増税後も店頭価格を据え置く方針。(増税分を吸収できる商品開発を進める)大手スーパーのイオンも消費税込価格をできるだけ据え置く方針。無印良品も価格を据え置く方針。一般美容室では、近隣の競合店のメニュー価格を意識した動きになるだろう。値上げしないのであれば、美容材料、水道光熱費などの節約を考え、材料はまとめ買いや共同購入などで安く仕入れることを検討する。

3.施術の時間短縮を行い、実質的に値上げする。

一般美容室では、メニューを工夫して施術時間を短くし、実質値上げする。技術研修に力を入れ、より早く、より上手くお客様に施術できるようにする。お客様の時間単価を上げる努力をする。

4.メニューを刷新する。

コンビニのセブンイレブンを展開するセブン&アイ・ホールディングスは2014年度末までに食品や日用品のプライベートブランド(PB=自主企画)全1700品を刷新する。原料や製法のほか、委託先も見直す。一般美容室でも、メニューの刷新を考える。使用薬剤をより良いものにして、メニュー価格を上げる。

5.ブランド価値向上をする。

コンビニやスーパーのPB商品では、ワンランク上の商品の開発に力を入れている。プレミアムなどの名称で低価格のPB商品と明確に区別している。一般美容室では、メニューのこだわりである技術、薬剤などの訴求があいまいで、お客様に伝わらないことが多い。ほかのメニューと何が違うのか、しっかりと説明し理解を得る努力が必要。お店のブランド価値向上にも取り組んでほしい。

6.高額メニューの販売をする。

セブンイレブンは、モノがあふれる時代に価格だけを重視するには無理があると、質を重視した商品の開発に力を入れている。「金の食パン」という普通の食パンの倍近くする商品が大ヒットしている。一般美容室でも、徹底的に技術、薬剤にこだわるメニューがあっても良い。良いものであれば、時間がかかるが口コミなどでお客様にも伝わる。

7.全体でバランスをとる。

日本マクドナルドホールディングスの5月の既存店売上高が、14カ月ぶりに前年同月を1%前後上回った。5月7日の価格改定でハンバーガーなどを値上げする一方、100円台の商品を増やした結果、全体の客単価が上昇。価格改定では、ハンバーガーを100円から120円に、チーズバーガーを120円から150円に値上げ。190円~230円のマックフライポテト(Sサイズ)を150円にするなど、値ごろ感のある商品を増やして全体の値上げ率を0.3%程度に抑えた。値下げしたマックフライポテトは利益率が高い。一般美容室でも、マクドナルドのやり方は導入を検討する価値はある。値上げをするときに、必ず他の商品を値下げし、単なる値上げとは違うイメージを与える。(マクドナルドでは、価格調整といっている。)美容室で利益率の高いメニューの値引をするには、その前提としてメニューの利益率の把握が必要。

いずれにしても、お店により地域、客層などが違いますから、お店にあった方法を考えてください。

さあ、皆さんのお店でも消費税増税の対応を考えましょう!

いつの時代もそうですが、しっかり勉強をして努力した人が生き残ります。時代の流れは速く、世の中は激動の時代なのです。努力は人を裏切らない、私と一緒に勉強しましょう。

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